2020年プロダクト「UK BB160」
マルジン 初のビッグベイト・・
160mm弱なので果たしてビッグベイトと呼んで良いかは別にして・・
サイズに対して比重を高めたプロモデル
ビッグベイトとしての標準的なアクションとは一線を画すルアーなのは間違いないと思います
故にその使い方を理解していないと、ジョイント系ビッグベイトや平べったい系のビッグベイトのようなルアーとの差を感じないかもしれません・・
なのでこの辺りのお話は先々に発売日が決まった時に正確にお伝えしたいと思います。
ルアーの持つ特殊な特性上「動かし方」でその釣果には大きな差が生まれます
しかしジョイント系ビッグベイトとは大きく異なり、飛距離もアクションの付け易さもトラブルレスも劇的に向上しています
タダ巻きでも十分使えるようにセッティングするのに適正な姿勢です
コノシロなどの大型ベイトについた個体がターゲットになります
アクション付は極めて簡単。
特殊なトゥイッチなどの必要性はありませんが、こうやって使う・・という方法だけ頭に入れてアクションさせれば初めて使ってもこのように正解へ辿り着けます。そういう風にセッティングしました。
もうマジに大変でした(笑)
時間はたっぷりあったので、アクション調整の最終プロトにスパイスを加えたタイプを作ってみました
ジャッジしたハマキョウも短時間の進化に驚いてくれました。まさに誰が使っても釣れるビッグベイトになった・・とのお墨付き
今回一番頭を悩ませたのは「チューニング」幅を残すかどうか?
ジョイクロを始めとするビッグベイトですが、そのまま使ってもそれほど釣れるルアーではないのですが、ちょっといじってやるだけで凄いルアーに変化を遂げるものが少なくないんです。
⬆︎のタイプはチューニング幅を結構取っているタイプ。状況の応じてウェイトチューンを必要とします。
バサーならばこの辺を熟知していて、あっさりとポイントや状況に応じたチューンを施していきますが、残念ながらシーバスアングラーでこの辺の判断が出来るアングラーがどのくらいいるのか?
そこで軽くスパイスを加えて、80%のアングラーがそのまま使っても釣れるアクションのルアーにしました。つまり伸びしろは20%しか無いんです、、、、
多分ベテランアングラーからは「まあ釣れるけどもうちょっとイジれるルアーにして欲しかった」と言われるんじゃないかな?と思います
実際にハマキョウからも「意図した通りのアクションが出るので、好みとしてはもっとじゃじゃ馬的なところで止めて欲しい」という要望もありました
そこは・・ヒラマサ専用のアクション設定で大きいのを作る約束をして妥協してもらった訳です(笑)
ここからは貫通ワイヤーに昇華させて、いよいよ完成へとなる訳ですが、問題なのはカラーをどうするか?
ウチみたいな小さなメーカーでは沢山作ることは無理なので、5〜6色あたりが限界だと思います。
発売は2020年の春を予定(希望)しています。関東では秋じゃないと動かないルアーではありますが、西日本は春からコノシロパターンが始まるので、何とかそこに間に合わせたいと思います!