【UK BAIT】プロダクトストーリー②
UK BAIT15……UK BAITシリーズの最初のルアーです。
3Dプリンターで型を作る手作りサンプルの最初はいつだったか?
画像の日付を確認すると…
2018年5月とあります(笑)
マルジン創業前ですね。
自腹の趣味でルアーを作っていた段階ですが、いつかはルアーメーカーを起こそうかな?と考えてはいました。でもそれは会社を辞めて1年後くらいのイメージだったんです。それまでは準備期間というか業界の勉強をしたいなと考えていました。釣り業界に足を踏み入れて20数年。足は踏み込んでも首は突っ込まない・・それが会社員(特に外資系なので契約関係でシビアです)として私のケジメだったので、業界に長く居たにも関わらず「経営」とか「実態」などとは無縁なポジションに身を置いて居ました。
手作りサンプルの撮影で、この時に一緒に撮影したのがUK SHADWORMとUK SAPPAの3種。ジグヘッドワームとバイブレーションはとりあえずマストだったので、同時進行であらゆるルアーを作ってみました。この後すぐにサンプルを作ったのがJINVIBEです。
ちなみにJINVIBEだけなぜ「UK」が付いていないのか?
それは過去に手掛けたカテゴリーに関してはそのまま名前を採用しているからです。やった事ない「挑戦」するルアー。
それが「UKシリーズ」です。
UK BAITの初期プロトから既に完成形に近い仕上がりです!UK SHADと IWASHIで培った経験が活きたルアーです。この写真はシマノロケが終わった後にホテル前にある橋脚での釣果。時合も終わり流れも逆方向と条件は全く揃っていませんでしたが、80クラスを数本含めて軽く二桁の爆釣でした。夜明けまで1~2時間という短い釣行時間でしたが、就寝前のロケ班をビビらせた釣果でした(笑)
15gという重さは岩がゴロゴロの真鯛ポイントで最良のパフォーマンスを発揮してくれます。ただし15gサイズがフックが8番になるのでシングルフックチューンがオススメです。
あまりの釣れっぷりに発売をあえて送らせてデータ収集しました。後に21gや7gなどのシリーズを作った際、そのデータのお陰で開発が実にスムーズに進みました。遠回りに見えて実は近道なんですよね。
よくコスパが・・と言われたりしましが、よーーーーーーく考えて下さい(笑)
ジグヘッドワームと比べて超絶コスパの良いルアーです。バイトで失くなる事もなく、ワーム交換するだけでダメになるワームと異なります。交換出来るジグヘッドなのに色違いのワームを付けてボックスに入れてますよね(笑)
でもUK SHADやIWASHIなどは内蔵ジグヘッドを交換しても壊れないのでコスパ良すぎて全く儲かりません(笑)
ギンガメアジにはおピンクで勝負です♪
今年の新色はこの二つ!21gと同じです
上からローズウォリアー、イエローボーン
サイズ感はこんな感じです