blog

いよいよ公開となりましたエクスセンスから発売されるビッグベイトロッド

エクスセンスのビッグベイトロッドと言えば、先駆者的に発売されたロッドを皆さんご存知でしょうか？

10年程前エクスセンスロッドのラインナップにそれはありました

エクスセンスB80H/R　通称「ビーストプラッガー」ウェイトMAX170gのモンスターロッドでした

これを皮切りにビッグベイト用ロッドが広まるようになりましたが、カタログ落ちしてから今までなぜかラインナップから外れることに

以降の事は皆様ご存知の通り。色々なロッドが出てきています。

私自身はビッグベイトと言えばこのビーストプラッガーなので、他のロッドを購入する事はなかったのですが、やはり多くの方が同じ感覚なのか？今でも中古では滅多に手に入らないアイテムになっています

ちなみに私も浜恭も愛用者ですが、私は2本所有なので浜恭からいつも狙われていました（笑）関東のビッグゲイマーからも探してると良く聞きましたね

今回エクスセンスからビッグベイトロッドを・・と話を頂いたのは一昨年の頃。

ちょうどUK BBを開発して凄い釣果を出していた頃ですね。UK BBの発売に合わせて開発をスタートしましたので、個人的にこのUK BBをメインに使ってのテストになっていきます。

さて・・このビッグベイトロッドですが、話を貰った時点で実は思い描いたロッドが2本ありました。

それがビーストプラッガー、そしてバスロッドの「バンタム1711H-SB」です

このバンタムはスイムベイト用のロッドなので、100g超のルアーをぶん回すのに食い込みの良いロッドとして爆売れしているロッドなんですが、これをシーバスに流用していました

この2本のロッドをベースに製作を開始したのが「B80H/RF」になります

ベースロッドで獲った11kg後半のブリ。水深1m未満のシャローでのファイトは壮絶でした

昨年の東京湾でも動画以外は全てこのプロトロッドにてキャッチ。数十本のシーバスをゲットしました

巻く釣り、止める釣り、水面で動かす釣り・・全てにマッチさせる為に食い込み重視のブランク設計です

肉厚でカッチカチ棒みたいなビッグベイトロッドとは全く異なるブランク設計です。急テーパーを採用し、かつセパレート設計なので負荷をどこに掛けるのか？投げやすく抜群の飛距離を実現しています（以前FBでキャスト動画を載せましたが、その化け物レベルの飛距離は設計思想の賜物です）

一応表記としては100gまでを書いてますが、大体1,5倍までは投げれるイメージなので、私は150gまでなら普通に投げています

オンラインショーでは小型の軽量ルアーも投げます・・と話していますが、1番言いたいのはそんなルアーをバンバン投げて下さい・・ではなく、そんな軽いルアーでもしっかりとアクションを感じ、しかもフッキングもガッツリ効きますよという事です。

あっ・・（汗）マルジン史上最大プラグのテストでも（笑）巻きの釣りで大型ゲットです（ちなみにこのプラグはもっと大きく改良中です）

左が今回の「B80H/RF」右が「B800H/R」10年の時を経て今風にブラッシュアップされたビッグベイトロッド

TOPガイドのサイズ差。上が「B80H/RF」です。通すリーダーのサイズと抜けを考慮して採用

ガイド数も1個減らせました

「B800H/R」は193g以上！重たかったですよね

「B80H／RF」は158gまで軽量化！プロトは160gでしたから、最後の最後まで軽量化を目指しました。最終プロトより製品の方が軽くなるなんてビルダーの常識から逸脱しています（笑）そこまで追い込んで作られたという事です

ようやくのお披露目ですが、船でも陸っぱりでも使いやすい8フィートレングスです。しかも軽量ロッドなので無理して短いロッド使わなくともその操作性は6フィートクラス並み。乗り合いでも8フィートあればアンダーキャストで抜群の飛距離です！

近々に実釣動画が公開されますが、このロッドと100g近いコノシロペンシルを用いています。ハイギアのベイトリールとの組み合わせで実現するアクション法は必見です！アクションする為に短いロッドという古い概念はこれで吹っ飛ぶと思います。