UK BIGPEN150F降臨!③
「音」を極める為に最初に考えたこと・・
それが「素材」の選択
ABS素材やボーン素材・・
バイブレーションと異なり、水上にその多くを露出させるルアーにとって「音」はとても重要です。
でもその「音」の存在を誰?が感じるか?この辺を気に掛けて物作りをしている開発者がどれだけ居るのか・・
例えば・・大型ウェイク系ルアーって大体「ラトル有」です。
若者アングラー達がこの「音」に非常に敏感でした(笑)
でもその「音」の本質を理解出来ているアングラーは皆無です。
A社の大人気Aというルアー、若者に言わせると「このルアーはラトル音が大き過ぎてナイトで使っているとうるさくて釣れないです」
B社の大人気Bというルアー、「音もあまり響いてこないのでめっちゃ釣れます」
その他各社大人気大型ウェイク系ルアー・・。彼らの地域では「釣れる」とされるウェイク系はたった1種のみ。他は忖度したら使う程度で、実際にはほぼ釣れません・・と言われます(笑)若者はまあまあ厳しいです・・
では・・その「音」を実際に検証動画を撮って説明してみました。
結果・・1番ジャラジャラうるさくて釣れないとされるルアーが実は「1番静かな」ルアーでした(笑)
なんでしょうね?思い込みって(笑)
そういう理論的な所から説明してあげると、その知識は一瞬にして若者は吸収します。私が数十年掛けて会得した経験や情報は彼らにとってわずか一瞬の出来事であり、たった一言程度の話。
ベテランなおじさんはそれが悔しくて過去話ばかりしつつ、そのポイントは俺が開拓したのに・・とかクソみたいな自慢して若者を毛嫌いします(笑)
話がそれました・・(笑)
という事でそれだけ音に関して小うるさいおじさんが頑張ったって話です。
UK BIGPENはナイトゲームでも使う事を前提にしています。
ガラスライドなんかはかなり良い音を出します。
結局求めた「音」を得る為に大いなる決断をしました。
素材をABSではなくボーン素材にする事。
そしてその「音」を最大限生かす為に「タングステン」ラトルを採用。少ない数でも良い音を奏でます。
まさか「音」の為だけに素材やラトルボールも替えるとは(笑)
UK BWとは逆パターンです(笑)