UK BB160Fの浮き姿勢
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戦いはまだ始まったばかりです。自粛ムードが高まる中、様々な制約がある中ではありますが発信は続けて行こうと思います!
さて・・発売が遅れているUK BB160Fについて補足情報を公開します。
まずこのUK BB160Fですが浮き姿勢に関しては「水平」となっています。
↓は淡水域での浮き姿勢及び沈み具合の画像です(仮定です)
恐らくこの辺の浮き具合がベストではないかと思います。ここから状況によってウェイトチューンをしていく感じです
実際には海水ではこの浮き具合となります。ここからシンキングにするには前後に1,5gを貼って3gプラスにするとスローフローティングになります。更にシンキング化するにはフックを既存の#1より大きいサイズを付けることで達成出来ます
この状況に応じてチューンするというのがビッグベイトの真骨頂と言えます。パッケージから出してそのまま実釣でパフォーマンスを発揮するルアーはダウズスイマーくらいかな?
チューン例として流れの速さを考慮すると「表層の速い流れ」をクリアするのにウェイト増しで対応する事があります。UK BBなどは特にですが、ヘッドの受け面とやや平らにする事で、160mmというビッグベイトと言うには小型の部類でも大きな水押しを実現しています。その結果表層だけサラサラと速い状況だと思ったよりもルアーが入っていかない・・という事になります。
そこであえてその流れの壁を一枚入れる・・という事を目的にウェイトチューンします。
例えばこの5kgクラスの大ヒラメに関しても、UK BBを一枚だけ入れたい・・という1,5gを前後に貼るというチューンで、水平浮きからのタダ巻きでしっかりと水を掴み、バイトに持ち込みました。この場合頭側だけウェイトを貼っても角度がついて一枚潜らせる事は可能ですが、頭下がりで突っ込むような姿勢で泳いでしまう為にせっかく水平姿勢が「売り」のUK BB の良さを消してしまう事にもなりかねません。
このようにビッグベイトは状況に応じて「チューン」するという事がとても大切だとご理解頂けたと思います。
《続く》