激流エリアでのQPEN
発売が間近に迫るマルジンの新製品であり初のシンキングペンシル
「QPEN118S」118mm 21g 全10色
少し前に関西と関東の展示会で初めて展示致しましたが、ご覧になった方の多くが思ったより「小さい」とおっしゃってました。
確かに118mmのシンキングペンシルって大型の部類に入ると思います。
でもこのQPENは先端が細く後部が一気にくびれたデザインになっています。なので思ったより大きくない・・という印象になるのではないでしょうか?
スタッフ含め、私たちが普段釣りに行くエリアは河川を含めてかなり流れが効いているポイントが多く、シンキングペンシルを選択する際は「浮き上がりにくい」という部分にフォーカスを当てて製品選びをします。
一方・・水圧の少ない水面直下での展開もかなりの部分を占めます。相反する事なのでそれぞれに適したシンペンを使い分ける必要があります。
私などはその直下の部分をスティックベイトで補ったりします。
このQPENに関してはお腹が平らであり、先端は細く、お腹が膨らんで更に側面には窪みがあります。
ちょっと変わった形状ではありますが、普通のシンペンなんて欲しくは無かったので、先に書いた流れの速い場所でもストレスなく使え、ドリフトの釣りやテンション掛けてからの浮上などもかなり工夫を凝らしました。
今回は術後のリハビリがてら?セイゴの数釣りへ行ってきました。
ポイントは激流エリアの隣接ポイントで、複雑な流れが絡み合った難易度がかなり高いポイント。それでも精通している寺田さんに複雑な流れを読み切って貰って快適な釣りが出来ました。
あまりに激流なのでこのサイズでもガッツリをロッドが絞り込まれます!シーバスもサイズ問わずエラ洗いが出来ない程の圧力です。
同時に白子で腹パンパンな鯖が超絶入れ食いになります(笑)エクスセンス97MHが鯖に絞り込まれるなんて(汗)鯖は表層を滑らせるように流したりロッドを立ててアクションを付けたり、イワシが回った時は無限に釣れ続けます。
最早キャッチ数を数える暇もない程の爆釣・・。でも決して簡単じゃないですね。何せカラーによりバイト率が雲泥の差です。ホロ系にバイトが集中し、次いでクリア系、クリア系でもチャート系クリアだとほぼバイトはありません。
完全に選んで食って来ている感じですね。
レンジを下げて上昇アクションにシフトするとまたバイトが連発。どうやらイワシは左右移動だけでなく上下移動しているようです。
最初はQPEN縛りでやってたんですが、もっと効率良くキャッチ数を伸ばすにはルアーローテーションが必要と判断。あらゆるマルジン製品を駆使してリハビリとは名ばかりの?爆釣を堪能出来ました!