UK BIGPEN150F降臨!②
ふたつ目・・
アクションについて。
このUK BPのアクションはスライド系ではありますが、重要なのはその振り幅です。振り幅が大きいとバイトミスの確率が少し上がります、でも振り幅が狭すぎると直線系のアクションになってアピール力が弱まります。
そこで・・
UK BPは全体が同じ太さで統一されています。
例えば20年以上前の「理想」だったザラ。ナイロンライン時代の形状である為、後方に行くにつれてシェイプされています。その事で軽快なドッグウォークが得られる訳です。
でもそれをPEラインでやるとアクションのピッチが変わり、アクションエラーが起きます。でもベテランアングラーならそこを上手く扱えて最高に釣れるペンシルベイトになります。
実際・・東京湾のビッグペンシル最盛期、隣で上手いアングラーがこれを投げるとビッグペンシルの何倍も釣ってしまいます(笑)
そこでUK BPにはひとつの目標を与えました。それはルアー1個分のスライド幅に抑えるという事。
そして・・スライド幅を抑える代わりにルアーの持つ水押しに力を与えること。
この形状だと頭を叩いても水の中に入り難く、スライドが綺麗に出ます。
この結果、安定したエラーの無い「アクション」、アピールの強い「アクション」が完成しました。
飛距離に関してはペンシルベイト形状なので、どんなルアーでもそこそこ飛びます(笑)そんな中UK BPはかなり飛ぶ方だと思います。
何より・・着水時のエビはゼロとは言いませんがほとんどありません。
さて・・
次の課題があります。
それは音です。
続く。