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さて・・ここからが地獄です・・

前にも書いたんですが「1g」の壁にぶつかります・・

これは総重量の話ではなく「1g」をどこに設置するか？の問題です

誤差0,2gでバッチリとウエイトを合わせてからスタート。ここを合わせないと比重の差だけ見てもフラつくだけです。

そしてその「1g」の壁を崩す為に挑戦と検証がスタートします。

ちなみにコレはその「1g」配置のボツパターンです。コレでも魚は釣れました。でも各スタッフの思い描くアクションやレンジとは若干異なりました。この組み合わせを幾つか試しましたが、結局とある位置がベストだ！という意見の一致を見る訳です。渡したサンプルもよく見ないとどれがボツか分かりません（笑）

到達したボーン系素材と同等のレンジやアクションで最終の最終の最終プロトへ。金型からの微調整は4パターンやりました。プリンターから含めて大まかなバージョンは8で完成です。

長い時間掛かりましたが、コレはコロナ禍だからこそ出来たことかも知れません

都合6種のルアーを同時にテストしている期間でしたが、かなり充実したテストが出来て、納得がいくモノ作りが出来たんじゃないかな？と思います。

追い込んで追い込んで辿り着いた答えに大満足です♬

初めてメーカーから依頼されてルアープロデュースを始めて20数年。一貫したモノ作りの姿勢をコレからも貫きたい。

最終カラーサンプルは来月頭には出てきそうな雰囲気？です